技術情報

穴加工時の不具合は複合的な原因によって発生することが多く、原因がはっきり掴めないケースも稀にあります。
要求品質を確実にクリアした製品の安定供給の為、日々の機械メンテナンスを励行するとともに品質対策設備導入も
積極的に行っております。

  • ドライフォグ装置
  • スピンドル芯振れ・回転測定
  • 集塵能力測定

高精度加工

個々の製品の仕様に応じて使用ドリルの選定・様々な加工コンディション変更を行う事で高精度加工を実現しております。 小径φ0.25につきましては先端角・ねじれ角・ウェブ厚・溝長等、独自設計ドリルを採用しており、アンダー30μの位置精度で加工可能です。穴内壁粗さにつきましては社内規格は25μ以内ですが、規格に応じてバランスを取ったコンディション選定を行う事で最適な加工をご提供いたします。

加工事例

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0.1
φ0.1
0.8t FR-4 35/35 重ね1枚
0.15
φ0.15
0.8t FR-4 35/35 重ね1枚
0.2
φ0.2
0.8t FR-4 35/35 重ね1枚
0.25
φ0.25
1.6t FR-4 35/35 重ね1枚
0.25
φ0.25
1.6t FR-4 35/35 重ね2枚

社内内壁検査システムによる検査作業

社内内壁検査システムによる検査作業
断面観察画像
  • 断面観察画像 断面観察画像
  • 設定ライフ最終穴と
  • ドリル交換後1穴目を断面観察
  • φ0.25キリ2.5t
  • FR-5 16層板内層ベタ
  • 凹凸最大部 7.52μ

角穴加工・短長穴・小径長穴加工

NCプログラム編集ソフトを独自にカスタマイズすることで既成の編集ソフトでは難しい細やかな長穴・角穴に対する編集作業を可能にしており、形状・角度・長さによって最適な送りピッチ・穴配列を行うことで曲がらない長穴を形成します。
既存NCプログラムの変換作業等も瞬時に行えますので、現状の曲がり等への改善トライも容易です。
角穴THをルーターで加工するのではなく、穴あけプログラムに組み込み同時加工する事でリードタイムの短縮も図れます。

編集ソフトでの角度付き短長穴プレビュー
編集ソフトでの
角度付き短長穴プレビュー
角穴TH
角穴TH
0.3×1.6 小径長穴
0.3×1.6 小径長穴

※φ0.3〜長穴加工可(常時スロット用ビット在庫有り:φ0.5〜0.05刻み)

伸縮した基板へのジャスト補正

多層板加工時における基材伸縮によるランド切れを防止する為、X線画像解析システムを導入しています。
伸縮確認ガイド加工後、伸縮方向・基点・伸縮率の測定を行いプログラムにスケール補正をかけるとともに原点補正を組み合わせる事で基材に非常に大きい伸縮が起こっている場合においても内層ランドセンターに穴あけが可能です。内層パターンとのクリアランスが厳しい製品に対して非常に有効です。
しかしながら、補正をかけて加工を行った場合には外層パターンと加工穴との相関関係が悪化する為、2次元測定機にてピン間距離を測長後センター振り分け値での原点補正加工(この場合スケーリングは0%)もお客様の仕様に応じて行っております。

伸縮した基板へのジャスト補正

銅板・アルミ板、その他様々な材料への穴あけ

極小径加工対応の高速スピンドルは一般的にトルクが少なく、メタル系の加工には不向きです。弊社では2010年9月にドイツのシュモール製の加工機を導入し、様々な材料加工ニーズへの対応を強化しています。シュモール製DCスピンドルは15,000〜200,000回転という幅広い回転域・トルクが非常に強いという特徴があり、銅板・アルミ板加工においても加工中のスピンドル回転数の低下が起こらない為、ダイレクト加工での良好な穴品質確保を可能にしています。
乾式の加工機で加工が困難な硬質材加工においては湿式加工機(オイルミスト噴霧)を使用する事で対応可能です。
その他アクリル・ポリカ・液晶ポリマー・フッ素基板、各種フィラー材等の特殊材につきましても豊富な加工実績を持っております。まずはお問い合わせくだい。

シュモールNCマシーン
シュモールNCマシーン
ステンレス 3.0φ加工
ステンレス 3.0φ加工
碌々産業製 MEGA
碌々産業製 MEGA
(湿式加工機)